展示会用語集

あ行

一般参加者(いっぱんさんかしゃ)

展示会や会社説明会等のイベントに来場する人。
基本的には新商品や業界の動向、求人企業のインフォメーションなど、何らかの情報を得るために来場することが多い。イベント会場ならではのノベルティや試供品、試食などを目的に来る人も居るとか居ないとか。

椅子カバー(いすかばー)

展示会場で使用する椅子(主にパイプ椅子等)に企業名やロゴ、キャラクター、キャッチコピーを入れて印刷、使用される事が多い。
広告面が通路から見えるのでブース全体のアピールにも繋がる。
生地はスムース生地、ウレタンの入ったものが多く作られ軽量で持ち運びがしやすい。

インテックス大阪(いんてっくすおおさか)

大阪市住之江区にある国際展示場、展示面積は西日本最大。

塩ビパイプ(えんびぱいぷ)

塩ビ製のパイプ。展示会用品では主にタペストリーや幕に使われる事が多い。
上下の袋加工された部分にパイプを通すことによりシワ無く綺麗に吊るす事が出来る。
パイプの太さはタペストリーや幕の大きさにあわせて決められる。大きなものになるとしなってしまう為スチール製のパイプが使用される。

Xバナー(えっくすばなー)

X型をしたバナーを取り付ける為の器具。
4スミにハトメ加工したバナーを取り付ける事が出来、主にターポリン生地、トロマット生地を取り付けられる。
安価でメディアの交換も簡単なのが特徴。

Lバナー(えるばなー)

L型をしたバナーを取り付ける為の器具。
上下を袋加工したバナーをパイプに挿入して取り付ける、バナーの取替も簡単なので定番器具として使用されている。
X型をしたXバナーを比較される事も多い。トロマットや合成紙を取りけられる事が多い。

押しピン(おしぴん)

ポスターや図面などを壁面に展示する際に使用される、小さな釘のような道具。
画鋲(がびょう)とも呼ばれる。
押しピンを刺すことが可能な壁面に対してでなければ使えないことや、展示物そのものに穴を開けてしまうことになるため、手軽に使える半面制約が多い。
また紛失に細心の注意を払わなければ、来場者の怪我など不慮の事故に繋がる可能性がある。

か行

画鋲(がびょう)

ポスターや図面などを壁面に展示する際に使用される、小さな釘のような道具。
押しピンとも呼ばれる。
画鋲を刺すことが可能な壁面に対してでなければ使えないことや、展示物そのものに穴を開けてしまうことになるため、手軽に使える半面制約が多い。
また紛失に細心の注意を払わなければ、来場者の怪我など不慮の事故に繋がる可能性がある。

合同企業説明会(ごうどうきぎょうせつめいかい)

イベント会場などで複数の企業が集まり採用活動をする事。
就活生にアピールすることが大事になる為、のぼり旗 テーブルカバー バックパネルなどの目立つブース装飾が必要になっている。

小間(こま)

展示会や会社説明会などのイベントで、出展者が展示を行う場所として借りられる場所のこと。
ブースとも呼ばれる。
仕切り板によって区切られている場合が多く、1小間の大きさは基本的に同じ。ただしイベントの規模や展示物の特徴などにより、小間の大きさがまちまちなケースもあるので要注意(イベントごとに主催者から小間についての詳細な説明がある)。
展示の内容によって2小間、3小間と複数の場所を借りることも可能で、料金は小間の大きさや数によって決まることが多い。
普通に1小間を借りて展示をすることが多いが、ライバルも多いということであり、他の出展者よりも目立つ(一般参加者をより多く呼び寄せる)ためには、テーブルカバーや椅子カバー、タペストリーやロールスクリーンバナーなどの装飾が重要になる。

さ行

紙管巻(しかんまき)

大型幕やタペストリー、ポスターにシワや折り目がつかない様に紙管(紙製の管や筒)に巻き付けて梱包する事を紙管巻という。
一度シワがつくと伸ばすのが大変な生地や素材は、紙管巻されて発送される事が多い。
長い紙管は運送会社によっては配送出来ない場合がある。

仕切り板(しきりいた)

小間同士を区切る目的で設置される板状の部材で、磁石が使えるものや画鋲が刺せるものなど種類は様々。
展示パネル、パーテーション等とも呼ばれる。
実際に出展する際には仕切り板がどのようなものなのか事前に確認することが重要になる。
ブース内における面積の大部分を占めるため、仕切り板そのものへの装飾は欠かせない。
バックパネルやタペストリー、ポスターなどを使用するのが一般的。

磁石(じしゃく)

マグネットとも呼ばれる。100円均一の店などでも手軽に購入できる。
展示物を壁面にディスプレイする際に使用されることが多い。
またシートタイプもあり、オリジナルプリントを施したマグネットシートそのものを壁面に貼り付けて装飾にするケースもある。

主催者(しゅさいしゃ)

展示会や会社説明会等のイベントを催す個人または法人、団体。
会場の手配から一般参加者への告知・集客をはじめ、会を催すことに係る全般と出展者を募ることが主な役割。

出展(しゅってん)

売り出したい商品のPRや知って欲しい自社の情報などを拡散するため、イベントに参加してブースを設営すること。
展示会や会社説明会などのイベントに携わる関係者は、主催者と出展者と一般参加者に分けられる。(関連業者は別)

出展者(しゅってんしゃ)

売り出したい商品のPRや知って欲しい自社の情報などを拡散するため、イベントに参加してブースを設営する個人または法人、団体。
出展者はより多くの一般参加者を自分のブースに招き、PR活動を行うため、基本的には他の出展者はライバルという位置づけになることが多い。

スチレンボート(すちれんぼーど)

ポリスチレンを主原料とした発泡の板です。
ハレパネ ミラパネ 糊パネなどと呼ぶ事もある。
厚みは5ミリと7ミリが主流。展示会などの社名板やポスターパネルなどに使われる。

設営(せつえい)

イベント会場でブースの準備をすること。展示、ディスプレイとも呼ばれる。
基本的には、どのようなブースをつくるか事前に決め、そのために準備された展示物、装飾物を手順通りに組み上げる作業。
事前準備が足りないとイベント当日に大慌てすることになるので注意が必要。

装飾(そうしょく)

人や物、場所などを美しく魅力的に装い、飾ること。
どの出展者にも平等に割り振られた同規格の空間を、他よりも魅力的に演出するために必要なこと。
売りたい商品や伝えたい情報、知って欲しい事柄など、それらを欲しい!聞きたい!知りたい!と思ってもらうための必須事項。
また、良い装飾は自分のブースへ来てくれる人への気遣いにもなる。
ブースの壁面にはバックパネルやタペストリー、机にはテーブルカバー、椅子には椅子カバー、前の通路にはロールスクリーンバナーなど、装飾のためのアイテムは数多くある。

た行

タペストリー(たぺすとりー)

主に合成紙、ユポ紙、ポリエステル生地に上下にパイプを通したポスターを指してタペストリーと呼ばれる事が多い。
パイプに紐を取り付けて装飾に使われる。巻き付けて収納、持ち運びがで出来る為イベントや展示会の装飾としてる使いやすい。
両面に印刷する場合は遮光生地(遮光ツイル・遮光スェード・遮光ターポリン等)を使用される事が多い

ディスプレイ(でぃすぷれい)

特定の場所(ここではイベント会場の小間・ブース)で商品や作品、もしくは自社の魅力などを一般参加者に伝えるための手法。
展示、設営とも呼ばれる。
本来は商品や作品等、いわゆる「見せたいもの、伝えたいこと」を並べて見せることを指すが、それらを引き立てるための装飾まで含めてディスプレイと呼ぶ場合も多い。
最近では音や光を駆使した派手なディスプレイも増えてきているため、出展者は可能な限りの装飾でブースを目立たせる必要がある。

DICカラー(でぃっくからー)

DIC株式会社が出版する色見本帳。色合わせをする際に用いられる。

データ入稿(でーたにゅうこう)

修正が必要でない印刷可能なデータを送付する事。完全データ入稿と呼ばれる事も多い。
Adobe社のIllustratorやPhotoshop、InDesignで作られたデータ(ai、eps、psd、indd形式)での入稿を指定している業者が多い。
入稿形式、チェック項目は各業者で異なるので事前の注意が必要。

テーブルカバー/テーブルクロス(てーぶるかばー/てーぶるくろす)

展示会場等でよく用意される会議用長テーブルに被せる布。
主にポリエステル生地が使用され無地や印刷されたものを被せてブース装飾される。
足元を隠すのにも役立つので定番アイテムとして使用される。形はフラットタイプ、BOXタイプが多い。

展示(てんじ)

特定の場所(ここではイベント会場の小間・ブース)で商品や作品、もしくは自社の魅力などを一般参加者に伝えるための手法。
ディスプレイ、設営とも呼ばれる。
本来は商品や作品等、いわゆる「見せたいもの、伝えたいこと」を並べて見せることを指すが、それらを引き立てるための装飾まで含めて展示と呼ぶ場合も多い。
最近では音や光を駆使した派手な展示も増えてきているため、出展者は可能な限りの装飾でブースを目立たせる必要がある。

展示パネル(てんじぱねる)

小間同士を区切る目的で設置される板状の部材で、磁石が使えるものや画鋲が刺せるものなど種類は様々。
仕切り板、パーテーション等とも呼ばれる。
実際に出店する際には仕切り板がどのようなものなのか事前に確認することが重要になる。
ブース内における面積の大部分を占めるため、展示パネルそのものへの装飾は欠かせない。
バックパネルやタペストリー、ポスターなどを使用するのが一般的。

東京ビッグサイト(とうきょうびっぐさいと)

株式会社東京ビッグサイトさんが運営する日本最大のコンベンション・センター
東京モーターショー、コミックマーケット等数多くのイベントや展示会が行われる。

トロピカル(とろぴかる)

のぼり旗、バナー、テーブルカバー、椅子カバー、半被の生地として使用されるポリエステル生地。生地の厚みは0.2mm程度。
フルカラーで印刷(昇華転写・ダイレクト)されて使用される事が多い。

トロマット(とろまっと)

バナーやテーブルカバー、椅子カバー、半被の生地として使用されるポリエステル生地。生地の厚みは0.3mm程度。
フルカラーで印刷(昇華転写)されて使用される事が多い。

な行

ノベルティ(のべるてぃ)

ノベルティグッズの事を略してノベルティと呼ばれる事が多い。企業やイベント主催者が販促や記念品として無料で配る品物。
粗品、賞品、ギブアウェイ、試供品、おまけとも呼ばれる。
よく見かけるノベルティはうちわ、ポケットティッシュ、ボールペン、トートバッグ、マグカップ等が有名。
限定数で作られる事が多いので人気のノベルティが話題になる事もある。

は行

バイアス加工(ばいあすかこう)

裁ち端の縫い代を始末してバイアステープを縫いつける加工。
展示会や説明会で使用されるパイプ椅子カバーの周囲はバイアス加工されたものが多く見られる。

バックパネル(ばっくぱねる)

記者会見やイベントで使う背景幕を取り付ける器具の事をバックパネルと呼ばれる事が多い。
持ち運びが簡単なものが多くフレームは軽量、組み立ては簡単なのが特徴。
またバックパネルに取り付ける幕の事をパネル幕と呼ばれる。

撥水加工(はっすいかこう)

水を染み込みにくくする加工。
屋外で水に濡れる可能性がある場合撥水加工を施された生地を使用される事がある。
スプレーで吹きかける撥水スプレーも販売されている

発泡パネル(はっぽうぱねる)

軽量なボード材で上から塩ビシートを貼り付けたり直接印刷して販促として利用される事が多い。
厚みは主に5mm、7mmが利用される。スチレンボードとも呼ばれる。
プロッターカットして等身大パネルも多く作られている。

ハトメ(はとめ)

紐を通す為の穴加工、鳩目とも記載される。
真鍮やアルミ、プラスチック製等があり用途により素材やサイズを変えて利用される。
大型幕では真鍮やアルミ製の内径10mmや12mmを使用される事が多い。

パーテーション(ぱーてーしょん)

小間同士を区切る目的で設置される板状の部材で、磁石が使えるものや画鋲が刺せるものなど種類は様々。
仕切り板、展示パネル等とも呼ばれる。
実際に出店する際には仕切り板がどのようなものなのか事前に確認することが重要になる。
ブース内における面積の大部分を占めるため、パーテーションそのものへの装飾は欠かせない。
バックパネルやタペストリー、ポスターなどを使用するのが一般的。

パーテーションフック(ぱーてーしょんふっく)

パーテーションの厚みに合わせてサイズ調節が出来るフック。
間仕切りに使用されているパーテーションを利用してタペストリーや商品をひっかける際に便利です。
ステンレスやプラスチック製、サイズも多数販売されています。

ヒートカット(ひーとかっと)

ポリエステル生地、化学繊維を熱でを溶かしながらカットする方法。
溶けた部分は冷えて固まるのでほつれ防止にもなっている。
のぼり旗や幕はヒートカットで処理されている製品が多い。

袋加工(ふくろかこう)

幕やタペストリー、暖簾を制作する際パイプ、棒を通す為袋状に縫製します。棒袋と呼ばれる事もある。
ハトメ加工だけだとたるみやシワが出る事があるが、袋加工に棒を通して吊り下げると綺麗に設置する事が出来る。
加工を指定する際は予めパイプの太さや長さを伝える必要があります。

ブース(ぶーす)

展示会や会社説明会などのイベントで、出展者が展示を行う場所として借りられる場所のこと。
小間(こま)とも呼ばれる。
小間がイベント会場の中の場所や空間そのものに対して使われることが多いのに対し、ブースは展示物や装飾なども含めた演出そのものに対して使われることも多い。
「○△株式会社は2小間借りている」とは言うが「2ブース借りている」はあまり聞かないし、「○△株式会社のブースが素晴らしい」とは言うが「小間が素晴らしい」はあまり聞かない。
ブース内で使用するために貸し出される折りたたみ机やパイプ椅子は特徴の無い既製品がほとんどで、インパクトのある演出を目指すのならテーブルカバーや椅子カバーは必須アイテムになる。
また背面の演出にはバックパネル、ブース前にはロールスクリーンバナーなど、効果的な装飾のためのアイテムは多い。

防炎加工(ぼうえんかこう)

生地に対して燃え広がりにくくする加工、燃えにくくする加工処理。
大型施設や公共機関、不特定多数が出入りする場所、施設は消防法により防炎加工品を使用する様に義務付けられている事もあります。
イベント、説明会、展示会に参加する際は主催者に予め確認が必要。
防炎加工が施された生地や後から防炎処理を施すアイテムもある。
防炎生地には日本防炎協会から交付された防炎ラベルが貼り付けられている。

ポスター(ポスター)

通常より厚手のものや、光沢のあるものなど、特殊な紙に大判印刷されたもの。
装飾はある意味で「大きさ(面積の広さ)=インパクト」という部分もあり、軽くて取り回しの良いポスターは一般的に広く使われる。
ただし大きなサイズを折りたたんだ際の折り目や、折り目を避けるために巻いて持ち運んだ際の巻きぐせ、また不慮の事故による破れなどの弱点がある。

ま行

幕張メッセ(まくはりめっせ)

日本最大級のコンベンション・センター 展示会の他にもアーティストのライブやプロレス、格闘後も行われる。

三巻縫製(みつまきほうせい)

布の周囲を折り返して縫う加工。のぼり旗や幕を制作する際に周囲の加工として用いられる。

ら行

レーザーカット(れーざーかっと)

型を作らずデータ通りカットする事が出来る。
変形のタペストリーやのぼり旗(下辺がV字になったもの、Rカット等)はレーザーカットを使用する。

ロールスクリーンバナー(ろーるすくりーんばなー)

ロールアップバナーと呼ばれる事も多い。巻取り式のバナー(看板・広告・幕)で簡単に設置、使用出来るのが特徴。
器具に取り付けられるメディアは主にターポリン、合成紙が多く器具によって取替が可能なものと不可のものがある。
横幅は600mm、850mm、1200mm、1500mm、2000mmのサイズ展開が多い。